chidax2004-04-20

昨日からぶっ続けでエスキス。何とかプレゼン用の案をまとめて急いで模型作って出した。
住宅や路地の小さなスケールと、映画館や大通りの大きなスケールを繋ぎ合わせるために、建築のボリュームを映像のスクリーンの大きさと対応させて、予告編を無料で流す小さなスクリーンを外壁や路地に面した部分に徐々に大きなスクリーンに対応したミニシアターを内部に配置して、大通りに面する部分に大スクリーンに対応したスケールにもっていく構成をとったものを考えた。建築をスクリーン化して外部、内部のスケールと表情を、代官山というコンテクストを内在させて作れないか。というのがファーストインパクト。
結果は予想に反してそんなに悪くなかった。(急いで作った)模型はかなり突っ込まれたけど、「断面図は魅力的で可能性がある」らしい。コンセプトも「改良の余地はあるけど面白いことを考えている。」
なんだそれは?
かなり良くない案だとは自分でも分かってるのさー。もっとばしばし批判してくれないと張り合いがないのさ。他の人達の話にもそんなに否定はしていなかった。残念な反面、自由にできる予感があるので、自分でがつがつ行けそうで面白そうだ。それとも今回が甘かっただけなのか?どっちにしろ次になってみないとわかんないだろうな・・・。
その後ショーヘーと二食で飯食べて帰宅。
市進予備校に予約の電話と、城南にキャンセルの電話を入れて寝てしまう。

午前1時に目が覚める。
一念発起で東京タワーに向かう。
なぜかはよく分からないけど、無性に東京タワーに行ってみたかい気分になったのだ。原付で夜の東京を突っ走る。春の夜の風は気持ちいいんだけど、どこか背中がうずく様な感覚を持ったまま走ってた。
東京タワーはなんだか寂しげだった。東京のど真ん中で、あらゆるアンテナが自分を向いていながら、彼女(なんか性別は女のような気がする)はとても寂しそうだった。足元でじっとしていると、自分を包んでくれる暖かさの内に、空虚さが存在してるようで悲しかった。東京の象徴ってこういうことかも知れないと思ったりした。