chidax2004-05-11

何とか図面と模型を仕上げて中間に臨む。今回初キャドでいってみた。
作品としては、映画館のボリュームが突き刺さってるギャラリーのでっかい箱の周りに、幅の広いショップを兼ねた動線がスロープ状に巻きついてる構成のマッシフブなガラスのボックス。歩きながらショップを回れて、たまに垣間見える閉じた箱の内部にギャラリーや映画の情報が観れて、そのままスロープはボックスの中に吸い込まれる。という構成。
いつの間にか映画館の上だった動線スラブが、映画館のエントランスまで落ち込んで、段々と最下層のギャラリーまで人が落ちていく。そこから外部へと繋がる。

かなり苦肉の作で、やっつけで作ったわりに褒められたのは以外だった。
自分でも周辺敷地との適合はとれてないと知ってるし、大体閉じすぎ。斜面にショップなんてつまんないし、スケールがでかすぎる。意味のわかんない南側の外部空間に無意味に広いスロープ。行きにくい映画館と入りにくいギャラリー。箱の中身のイメージも曖昧だし何よりスロープのイメージが全く無い。
とまあ自分でも良くないところ上げてけばいくらでもあるけど、とにかく作った。っぽく作った。それだけは得意。図面はかなり不十分だったけど。まずまず。
佐藤さんはお気に召さなかったみたいだったけど、八木先生と安田先生の評価はなぜか高かった。こんなとこで褒められても・・・。結構喋れたし、意見も言えてそれなりの返答もあったから良しとします。
その夜、ショーヘーとオークマサンと飯を食う。会話の最中、あまりの眠さに勝てず意識がぶっ飛んでしまう。はい、おつかれさん。