chidax2004-08-28

娼年 (集英社文庫)
遂に読んだ。

援助交際の是非はこの際とりあえず黙認して、
よくありそうな逆援助交際の異常さがテーマになってるかと思いきや(というか実は思ってもいなかった)
人間の思考の不思議や欲望の奥深さを通じての、社会の中で排除されるべきという先入観の批判。



プロとして娼夫を生業とする事で得るものには、清潔さとパワーと美しさがあると思った。
一概に援助交際を批判する事はナンセンスだとは思わないけど、



しかし最近の一部の女性は自分のセックスを安売りしすぎだとは思う。