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ちょっと前の話だけど1500人の小学生を対象に「人が死んだらどうなる?」という質問に対して、生き返ると答えた子供が22.3%、分からないと答えた子供は30.6%という話を聞いた。
このアンケートの信憑性とか是非はこの際置いといて、今日何気なく今週のスピリッツを読んでいたら、この話を題材にした漫画があった。
小田 扉の”団地ともお”っていう漫画なんだけど、久々に正統派の漫画に出合った気がして嬉しかった。
たまーに読む程度の漫画だったのだけれど、そういえば結構気になっていたかもしれないと気づいた。
絵もそんなにうまくないしかなり流して読んでたのを思い出し悔しくも思ったりする。
ここのところ絵の描写力や表現力に偏った作品が多い中でこの漫画、日常のあらゆる出来事や関心事を、なんとなくゆっくりした空気が初めから最後まで続く。
その中には社会問題が題材になってることも多いんだけど、専門家がなんか喋るより、ニュースで大々的に取りざたされるより、すっきりとまとまっていて歯切れがよい。

短編の漫画って、いいとこ取りでずるい気もするけど、多分どんなメディアよりも観ている人には伝わる。

サザエさんにしてもちびまるこにしても、長寿短編漫画の文化はとても素敵だ。

ところで課題締め切りまで残り10日。