天才がいた

chidax2005-10-06

志村貴子。漫画家。
天才というのはこうでなくっちゃ。主な作品は、「ぼくはおんなのこ」でデビュー。「敷居の住人」がじわじわと人気を獲得しつつ、「どうにかなる日々」で一般票を集めながらも、「ラヴ・バズ」でマニアック魂をやり切り、現在コミックビームで「放浪息子」を連載中。
注目すべきは彼女の時間の使い方。それはもうめちゃくちゃである。漫画という横一方向性に対して、時間軸をスペクトルで縦割り組み換え、軸が二つあることでの漫画の可能性最大限引き出してる漫画家。なにより絵うまー。日常派としてはたまらない作家。
ボンボン坂(高橋ゆたか)、魚喃キリコで僕を虜にした日常派漫画、パイ(古屋 兎丸)を経て志村貴子にたどり着きました。ま、実際逮捕しちゃうぞ方向も読むんだけどね…。