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なかなか寝付けなくて、やっと眠れたと思ったら、朝方7時頃、近隣の朝の気配に触発されて起きてしまう。
いつもなら眠たすぎてそのまま眠ってしまうとこだけど、最近の建築漬のおかげですっかり目が覚めてしまう・・・。なんともいえない切迫感と強迫観念。建築病だね。
しかたがないので朝の大田区に繰り出す。
最近買ったマウンテンバイクで洗足池まで。
朝の散歩に来てるじーさんとばーさんが異常に多い。その中で一人だけ自分が若者で浮きまくってたけど、結構挨拶とかして馴染んだ。
かなり不思議な空間で、年寄りたちがブランコに乗って楽しんでたりバドミントンしてたり、ヤンママが現れたり、猫が人間と馴染んでたり、おっさんベンチで寝てたり、近頃触れてなかった日本の朝を思い出した。

発見した場所が二つある。
一つは勝海舟夫妻の墓。墓周辺の空間がタイムスリップしたように江戸時代だった。
もう一つはなんてことない神社境内なんだけど、変な場所だった。
ちゃんと手入れの行き届いてる境内なんだけど、木が生い茂っていて妙に狭いし暗い。木のスケール（大）と路地のスケールの小ささがミスマッチ。
それと、ここを変だと感じさせているのは、多分周辺に配されてる古建築。民家だと思うんだけど、幽霊屋敷と呼ばれそう。それの発する波動が、隣の近代的な図書館と対比されて独特の質を作り上げてる。
東京には妙な空間がたくさんある。

8時過ぎに帰宅。すぐに寝てしまう。

昼すぎに起きて、砧公園によって、夕飯をひーちゃん達と食べて帰る。
[photo]嫌がらせ2